レビー小体型認知症

GODA

レビー小体型認知症(DLB)についてですね。アルツハイマー型に次いで多い認知症ですが、症状に非常に特徴があり、ご本人や周囲の方にとっては「調子の波」に翻弄されやすい病気でもあります。
分かりやすくポイントを整理しました。

主な4つの特徴(中核症状)

アルツハイマー型が「物忘れ」から始まることが多いのに対し、レビー小体型は以下の症状が目立ちます。

レム睡眠行動異常症 寝ている間に大声を出す、隣の人を叩く、暴れるといった行動が、認知症の発症より数年以上前から見られることがあります。

幻視(はっきり見える幻) 「そこに子供が座っている」「壁に虫が這っている」など、実際にはないものが、本人には非常にリアルに見えます。

認知機能の変動(調子の波) さっきまでしっかり会話できていたのに、数分後にはボーッとして意識が遠のくような、日中や時間帯による波が激しいのが特徴です。

パーキンソン症状 手が震える、体が硬くなる、歩幅が小さくなる、転びやすくなるといった運動機能の障害が現れます。

その他の注意すべき症状

自律神経症状: 便秘、立ちくらみ、尿失禁、異常な発汗などが起こりやすくなります。

薬剤過敏性: 精神安定剤や風邪薬など、特定の薬に対して副作用が強く出やすい傾向があります。

うつ症状: 気分の落ち込みや意欲の低下が初期から見られることが多いです。

接し方のヒント

周囲の方が意識しておくと、お互いの負担が少し軽くなるポイントです。

状況対応のコツ
幻視が見えている時「そんなのいないよ!」と否定せず、「そう見えているんだね」と一度受け止めます。部屋を明るくしたり、背中をさすったりして安心感を与えてください。
調子が悪い時無理に何かをさせようとせず、安全を確保して休ませてあげてください。「今は波の下にいるだけ」と割り切る心の準備が大切です。
歩行が不安定な時筋固縮(体のこわばり)があるため、急かさず本人のペースで歩いてもらいます。段差や滑りやすい場所には特に注意が必要です。
注意点:診断と薬について

レビー小体型認知症は、使う薬の種類や量によって症状が劇的に改善することもあれば、逆に悪化することもある非常にデリケートな病気です。必ず「認知症専門医」「神経内科」での受診をお勧めします。

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